アオリ強化月間 第1弾。
アジの飲ませ釣りで狙う日和佐のアオリ開幕戦。
今年は梅雨時期から夏にかけて 大雨が少なく 気温が高い日が多く
台風が直撃することもなかったので
初夏に孵化したアオリの新子も順調に生育。
例年になく どのエリアもアオリが好調のようで
楽しいシーズンになりそうな予感。
アオリといえば 源洋丸。
今シーズンもたくさん釣らせてください。
船から狙うアオリの飲ませ釣り ← 参考までに。
先月末はティップランの方が一人で70杯釣ったとか
先週は一人当たり20匹のアジを積み込んで行ったら
流すごとにアタリがあって 早々に弾切れになったとか。
船頭さんの話では アオリのポイントなら どこを流しても当たってきたって。
何だか 爆釣の予感。
アジを一人60発仕入れて
いざ,出陣。
目標は一人20杯 船中で100杯を目指しましょう。
まずは港の前から。
船頭さんが船を止め スパンカーを張っている間に…
何か怪しい竿を持ち出して…
ビシバシしゃくって…
はい 釣れました。
釣り開始 1分前 フライングゲットでまず1匹。
噂通り いきなりの入れ食いモードか?
タックルや仕掛けをアジ飲ませ用にチェンジ。
今日はいったい何杯釣れるんだろうなんて考えていたら
あれっ?
どうしたの?
アタリ さっぱりありませんが…
どうやら潮が動いていないみたい。
ちょっと沖で魚を狙っている僚船からの無線も
「潮 ちっとも動いていない。」って。
これは困った。
アオリ狙いで潮が止まっているなんて 最悪だ。
他のみなさんも 何とかポツリポツリと たまに掛ける程度。
サイズは胴長20cm前後が多いが
時々 大きいヤツも混じる。
胴長24〜25cmのアオリだと 引き味も十分。
他の方の中には 胴長27〜28cmはありそうな
キロに近いサイズも混じっている。
私には 変顔選手権 魚の部で優勝しそうな 幻の魚?アカヤガラ。
昼までがんばったものの 私は4杯
みんなで20杯程度しか釣れていない。
潮が全く動かない日和佐沖に見切りをつけ
一気に北上。
しばらく走って…
蒲生田岬の沖で再開。
向こうに見えるのは 伊島。
瀬戸内の潮汐は ここ蒲生田岬や伊島の辺りまで効いているので
潮の向きや強さがある程度予測できる。
昼過ぎに到着したときは 満ち潮だったので「北流れ」
決して速くないが底潮が流れているというだけで かなり期待できる。
最初の流しで 即ヒット。
3時間ぶりのアタリをものにすることができた。
その後も 入れ食いとはいかないまでも
誰かがポツリポツリと釣っていく。
こちらに来て 順調に数を伸ばし
気が付けば アオリカウンターが10(匹)を指している。
潮が効いているせいか 午前中より良型が多い。
水深が20m台だったので
ロッドを再び持ち替えて
ビシバシ…
穂先がコクンと入り 瞬間的に大アワセ。
十分釣れますやん。
ここからさらにティップランで3連発。
しかし エサ釣りの方が釣り上げるアオリ(キロ近いサイズ連発)と比べると
明らかに型が小さい。
同じポイントで釣ると 数では勝てることがあっても
サイズ的にはエサ釣りにかなわないような感じがした。
潮が緩んでくると アタリも遠のき
アジを触りに来るだけのモヤッとしたアタリや
アワセが効かない食い上げアタリが多くなった。
こうなったら 数・型ともに望み薄。
触腕1本掛かりが多いときは食い気の悪い証拠。
しっかり合わせたつもりでも 掛からなかったり
こんな風にゲソだけだったり。
このゲソは もちろんその場でいただいたのだが
アオリの吸盤はタコとちがって小さいとげのような突起がたくさんあるので
吸盤が口の中の粘膜に張り付いてしばらく取れなかった。
潮が変わって 流れが逆になった。
最後に良型を願ってがんばってみるものの
なぜか中型止まりのまま。
16:30 終了。
蒲生田岬をあとに…
午前中 日和佐沖では 潮が止まったままで苦戦を強いられた。
午後から 船頭さんの判断によって 瀬戸内の潮汐の影響を受ける
蒲生田岬から伊島方面へ遠出したおかげで 最後は何とか形になった。
シーズン開幕直後だというのに
結構大型のアオリが釣れていたのには 正直ビックリ。
全員で65杯。
午前中 潮が動いていなかったために 数を伸ばすことができなかった。
それでも これだけ釣れたのだから,
底潮が動いていたら どんな釣果になっていたのだろう。
何はともあれ 今シーズンは間違いなくアオリのアタリ年!!
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜25cm 16杯
アカヤガラ